ごめんね
2019.08.30.10:27
四月に、肛門腺ガンの摘出手術をした後、回復も早く元気だったジギ兄。
でも、日に日に、嘔吐する回数が増えて行き、体の震え、筋肉が硬直して倒れたり、まっすぐ歩けなかったり、だんだんと容態が悪くなっていました。
手術を受けた病院に、定期的検査として月一行っていたのに、先週の土曜夕方に今まだでにない不調を見せたジギ兄。救急で診てもらいました。レントゲンで腎臓に影が発見されました。翌日日曜日にエコー検査をしました。
そして、火曜日に獣医さんから検査結果の連絡が届きました。
『ガンが転移している。あなたが思っているより、ジギ兄さんを安楽死する日は近いです。』
なんで?
なんのために、毎月定期検査してたの?
再発予防のためでしょう?
今まであんなにジギ兄の不調を訴えてたのに、検討はずれな診断をして、薬処方してたかかりつけの獣医が憎く思えました。
検査結果を義理姉さんの勤め先の獣医さんに診てもらいました。彼も『安楽死を進める』との事でした。
真夜中に突然息遣いが荒くなり、歩けない日が続きました。それでも、日中は今まで通りに360度高速回転を見せくれるジギ兄。安楽死なんてしなくても大丈夫じゃない?と思ったり、苦しんでる姿を見れば、『時が来た』と思ったり。
心が揺れて、揺れて、ジギ兄がいない生活が想像できず、漠然と恐怖心しかなかったです。
今朝、やはり夜中に息遣いが荒くなったジギ兄。今までは、1時間くらいで落ち着いたのに、ずっと震えが止まらない。午前3時頃、寝ているデン熊に、
『ジギ兄を手放す時が来たよ』
そう言い起こしました。デン熊は、子供達にちゃんとお別れをさせた方がいいから、子供達が起きるまで待ったほうがいいと言いました。迷いましたが、待つことにしました。
ハニバンは、来月で6歳です。もう色々と理解できます。デン熊が、『ジギ兄は重い病気だから、獣医さんに連れて行くよ。お別れを言って』と言いました。
『獣医さんの所に置いてくるの?連れて行かないで。まだ、孫の顔を見てないじゃない。(ハニバンは最近子犬を欲しがっていて、その子はジギ兄とフォクシー嬢の子供になると思っています)獣医さんの所に行っても、ジギ兄は私の事を覚えていてくれる?私はジギ兄の事を覚え続けられる?』
みんなで大泣きになりました。
それでも、ハニバンはしっかりジギ兄にお別れを言えました。ハニバンが学校へ行った後、ジギ兄を獣医さんに連れて行くため、玄関に出たら、3歳になったばかりの息子が、
『ジギー、バイバイ!またね!』
と満面の笑顔でお見送りをしてくれました。そう、『またね!』だよね。
獣医さんでは、ジギ兄を抱っこしたまま、最後の時を迎えました。ひたすら、『ごめんね』としか言えませんでした。ジギ兄の目の焦点が合ってないけれど、体が温かくて、ジギ兄の匂いがするから、どうしてもジギ兄と離れられなくて。ずっと、病室で抱っこさせてもらってました。
これで良かったの?
私が飼い主じゃなければ、もっと長生きできた?
別の獣医さんのところだったら、もっと長生きできた?
罪悪感
後悔
自己嫌悪
体の真ん中に、大きな穴が開きました。
ジギ兄のふわふわもさもさの毛、細長い後ろ足、一緒に寝ると湯たんぽのようにポッカポッカ暖かいジギ兄のお腹、頭の上はちょっと香ばしい匂い。
今もまだ、ジギ兄の感触が手に残ってます。
ジギ兄、私でよければ、また私の所に戻って来てください。
でも、日に日に、嘔吐する回数が増えて行き、体の震え、筋肉が硬直して倒れたり、まっすぐ歩けなかったり、だんだんと容態が悪くなっていました。
手術を受けた病院に、定期的検査として月一行っていたのに、先週の土曜夕方に今まだでにない不調を見せたジギ兄。救急で診てもらいました。レントゲンで腎臓に影が発見されました。翌日日曜日にエコー検査をしました。
そして、火曜日に獣医さんから検査結果の連絡が届きました。
『ガンが転移している。あなたが思っているより、ジギ兄さんを安楽死する日は近いです。』
なんで?
なんのために、毎月定期検査してたの?
再発予防のためでしょう?
今まであんなにジギ兄の不調を訴えてたのに、検討はずれな診断をして、薬処方してたかかりつけの獣医が憎く思えました。
検査結果を義理姉さんの勤め先の獣医さんに診てもらいました。彼も『安楽死を進める』との事でした。
真夜中に突然息遣いが荒くなり、歩けない日が続きました。それでも、日中は今まで通りに360度高速回転を見せくれるジギ兄。安楽死なんてしなくても大丈夫じゃない?と思ったり、苦しんでる姿を見れば、『時が来た』と思ったり。
心が揺れて、揺れて、ジギ兄がいない生活が想像できず、漠然と恐怖心しかなかったです。
今朝、やはり夜中に息遣いが荒くなったジギ兄。今までは、1時間くらいで落ち着いたのに、ずっと震えが止まらない。午前3時頃、寝ているデン熊に、
『ジギ兄を手放す時が来たよ』
そう言い起こしました。デン熊は、子供達にちゃんとお別れをさせた方がいいから、子供達が起きるまで待ったほうがいいと言いました。迷いましたが、待つことにしました。
ハニバンは、来月で6歳です。もう色々と理解できます。デン熊が、『ジギ兄は重い病気だから、獣医さんに連れて行くよ。お別れを言って』と言いました。
『獣医さんの所に置いてくるの?連れて行かないで。まだ、孫の顔を見てないじゃない。(ハニバンは最近子犬を欲しがっていて、その子はジギ兄とフォクシー嬢の子供になると思っています)獣医さんの所に行っても、ジギ兄は私の事を覚えていてくれる?私はジギ兄の事を覚え続けられる?』
みんなで大泣きになりました。
それでも、ハニバンはしっかりジギ兄にお別れを言えました。ハニバンが学校へ行った後、ジギ兄を獣医さんに連れて行くため、玄関に出たら、3歳になったばかりの息子が、
『ジギー、バイバイ!またね!』
と満面の笑顔でお見送りをしてくれました。そう、『またね!』だよね。
獣医さんでは、ジギ兄を抱っこしたまま、最後の時を迎えました。ひたすら、『ごめんね』としか言えませんでした。ジギ兄の目の焦点が合ってないけれど、体が温かくて、ジギ兄の匂いがするから、どうしてもジギ兄と離れられなくて。ずっと、病室で抱っこさせてもらってました。
これで良かったの?
私が飼い主じゃなければ、もっと長生きできた?
別の獣医さんのところだったら、もっと長生きできた?
罪悪感
後悔
自己嫌悪
体の真ん中に、大きな穴が開きました。
ジギ兄のふわふわもさもさの毛、細長い後ろ足、一緒に寝ると湯たんぽのようにポッカポッカ暖かいジギ兄のお腹、頭の上はちょっと香ばしい匂い。
今もまだ、ジギ兄の感触が手に残ってます。
ジギ兄、私でよければ、また私の所に戻って来てください。
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